FRaU
2021.01.19
FRaU SDGs MOOK「新しいはたらき方」のご案内
働き方を変えること-
2020年に始まったコロナ禍は、私たちにとっての「働き方」を大きく問うこととなりました。
「ワーク・ライフ・バランス」という言葉は、働くこと(Work)と生きること(Life)を、それぞれ独立して対立する概念のように表していますが、本当にそうでしょうか? Workが充実し、働き甲斐ややり甲斐を感じられることは、私たちにとって喜びや幸せ、生き甲斐につながるものではないでしょうか。そのような視点から、私たちは、むしろ、働くこととのかかわり方を、ポジティブに捉えてみることを提案します。
「働くことは、生きること」 私たちは、これからの「ワークスタイル」を、働く人にとっての喜びや幸せ、生き甲斐につながるものにしたいと考えました。一人でも多くの人が、自律的に「働くこと」と向き合ったり、「やりたい」軸でライフワークをもったり、誰かの役に立つことで喜びを感じながら、いきいき、ワクワクと働ける世界。
誰かと同じように働くのではなく、誰もが、自分のライフスタイルの中で、無理をすることなく、安心して仕事と向き合える世界。
誰もがお互いのWell-Being(幸せ)を尊重しながら、心地よく働き、心地よく生きていける世界を、この編集企画で考え、示していきたいと思います。
【特集企画案】
▶ Introduction これからの「働く」ってなんだ?
withコロナ時代の今こそ考えたい! 気持ちの良い、“未来につながるライフスタイル”としての“働く”について
▶ Cover Story あたらしい働きかたを実践している人
▶ここに辿り着いた、わたしの働きかた
会社員、フリーランス、クリエイター、ショップオーナー、会社経営者、農業従事者など、10組ほどのユニークな働きかた紹介
▶みんなの働き方も、知りたい
現在の働きかたを取り巻く環境や、みんなどんな働きかたをしているのかが分かる各種データをインフォグラムで紹介
▶ Fashion Story 未来につながるワーキングスタイル
▶デンマークに学ぶ
「世界幸福指標(2017年度)」で例年トップ3にランクインしている、デンマークスタイルに学ぶ
▶ワーケーション三大聖地巡業
南紀白浜(和歌山県)、高浜町(福井県)、南会津(福島県)を巡る。今後注目したい次世代聖地候補地も!
▶“働く”でリードする自治体に学ぶ
住民に支持される、そのオリジナルな取り組み
▶あたらしい働きかたを支えるもの
リモートワーク、デュワルワーク、ワークシェアリング、コワーキングスペース、シェアラウンジ、オンライン会議システム、都市、地方、地域など、理想の働きかたを実現するには働く場所もテクノロジーも大切だ。用語の説明、世界の事例も交えて、あたらしい働きかたスタイルの情報紹介
▶働く、暮らす──家とインテリア
【HOME編】コロナ禍の影響もあり、働くことと暮らすことの境界線がよりゆるやかになった昨今。自分の仕事場所は自分にとって一番快適で過ごしやすい場所でありたい。職住一体の暮らしを実現している人たちの働きかた、暮らしかた、生きかたの家取材。3組ほど。
【INTERIOR編】家で快適に仕事をするためのインテリアプロダクト紹介。
ほか
※特集企画案は変更になる可能性があります。