講談社デジタルマーケティングサービス OTAKAD(オタカド)

2019.12.26

メディアベースの広告プラットフォームだからこそ OTAKADは熱量ターゲティングが可能に!

講談社が運営する11ウェブメディアと連携した広告プラットフォームOTAKAD(オタカド)が、2019年11月に正式リリース。出版社が手がけるプラットフォームとして、今、注目を浴びています。松村吏司プロジェクト・リーダーが、誕生の経緯から、新サービスならではの特徴まで、OTAKADのストロングポイントを語ります。
 
広告プラットフォームOTAKADが連携するのは、講談社が運営する『NET ViVi』『with online』『VOCEウェブサイト』『mi-mollet』『FRaUウェブサイト』『現代ビジネス』『マネー現代』『ゲキサカ』『FORZA STYLE』『COURRiER Japon』『FRIDAYデジタル』の11メディア
 
 
松村吏司プロジェクト・リーダー(以下、松村)「元々、『現代ビジネス』の広告営業担当だったので、『現代ビジネス』について深く分析していました。『現代ビジネス』は、単体でも1億PV超える数字を叩き出す巨大メディアなので、女性読者もかなりいるだろう......とは思っていましたが、蓋を開けてみると約4割が女性読者で、これは想定以上だったんですね。編集部にも女性編集者がいっぱいいますし、女性に刺さる記事も多い。こうなると『現代ビジネス』を簡単に、男性メディアって言い切って良いのか? そういう疑問を持っていました」

確かにWebは紙ベースのメディアではないから、アクセスしさえすれば、年齢性別関係なく誰でも読めます。興味のある記事であれば、『FRIDAYデジタル』のスクープ記事を女性が読むこともあるでしょうし、『FRaUウェブサイト』の旅記事を男性が参考にすることもあるということですね。

松村「そうなんです。大まかには男性・女性のメディア属性があるものの、細やかに分析すると、記事単位で属性の内訳が異なるのです。あとリアルイベントでも興味深い出来事がおきました。『with online』と『マネー現代』共同で参加者の募集をかけて、マネーセミナーを開催したら、『with online』読者の参加者がとても熱心で、食いつきも良かったんです。当たり前といえば当たり前ですが、OLだからファッションと美容情報で十分というわけではありません。マネーライフに興味があるwithの読者は、沢山いるのです」

とはいえクライアントの立場から考えると、ファッションがメインである『with online』だけに、マネー商品の宣伝予算を投下するのはハードルが高い......。

松村「そこで考えたのが、講談社運営の電子メディア群を使い、メディアだけではなく、人に対してもターゲティングすることでした。出版社だからこそ提供できる質の高いサービスはどうあるべきか? その模索で生まれたのが、 OTAKADなのです。例えば、OTAKADを通じて『マネー現代』をメインに女性向けメディアにも気配りが出来ます」
 
※コンテンツの閲覧履歴による嗜好ベースによって作られるセグメント
 

広告プラットフォームとして、OTAKADの仕組みを教えてください。

松村「OTAKADに参加している11メディアから配信される記事は、すべてクローリングして内容をスコアリングします。また、ある読者が特定の記事を閲覧した場合、そのアクセス情報も蓄積。大きくは、この2つの要素を分析して読者属性を導き出します。OTAKADでは記事の閲覧履歴による嗜好ベースで、広告主様のニーズに合わせた属性を20セグメントに分けており、ご要望があれば、この基本セグメントにさらなる条件を加えたり、減らしたりして、カスタマイズしたセグメントへ広告を出すことが出来ます。また、どのメディアにどのくらいのインプレッションがあったとか、アクションがどのページ・どのセグメントでおきたなど、広告配信データは可視化され、ターゲットの整合性や今後のマーケティング活動に参考となる情報を、レポートでご提供できるようになっています」


OTAKADならではの特徴は何でしょうか?

松村「メディアベースの広告プラットフォームであり、広告を配信する先がすべてプレミアム・メディアであることに尽きますね。2019年12月現在、弊社が運営する質の高いメディアを通じた熱量の高い読者を、プラットフォーム全体で約5000万UB(ユニーク・ブラウザー)も抱えています。能動的に弊社の提供する記事を読みに来ている情報感度の高い読者に対して、弊社のウェブサイト上で広告を表示できるため、効果も非常に高く、OTAKADのデータ分析に基づいた広告配信が加わり、読者にとっても有用な情報として広告をお届けできることは、他の広告プラットフォームにはない魅力だと考えます。ブランディング広告という観点では、広告がどんなサイトで表示されているのか、"正確"に把握できないのは、非常に危険です。OTAKADであれば、IAS(Integral Ad Science)社の提供するツールを利用しているため、弊社サイトの不適切な広告掲載を事前に防げるようになっています。また、出版社発のプラットフォームとして、クリエイティブの制作という点を期待するクライアントもいると思います。そのようなリクエストには、弊社で運営するメディアの1つをベースにしていただくことで、企画構成から編集部を入れて進められますし、媒体の読者に対して、より自然なクリエイティブで訴求することが可能です。これは、プラットフォーム専門のIT企業では出来ないことです。OTAKADを通じて、新たなユーザーを一緒に発見できればと思っています」


最新のテクノロジーで構築した広告プラットフォームOTAKADには、講談社が培ってきた知見が運営手法に息づいています。具体的にセールスしたい商品やサービスがない場合でも、説明依頼は大歓迎ということなので、OTAKAD担当者へ気軽にお問い合わせください

講談社 デジタルマーケティンググループ
TEL:03-5395-3642
E-Mail:pgad@kodansha.co.jp

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